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―専願という制度は、ここ数年で急に増えたようですね。
特に福岡市内の私立高校で一斉に採り入れられるようになりました。
合格したらその高校に進学するという約束のもとに、
その学校に本当に入りたい生徒を優先して入学させるもので、
試験自体も科目が少なく、一般入試よりは受けやすくなっているようです。
私立高校側には、熱意のある生徒をとれることや、少子化に
対応した生徒数確保というメリットがあります。生徒にとってもたとえ不合格でも、
もう一度私立高校(一般)を受験でき、受験機会が増えるというメリットがあります。
―専願、一般、どちらが楽に入れるのですか?
はっきり差があるかどうかは、一概には言えません。
―このご相談者は、もし一般入試で私立のB高に入れなかったら公立入試もランクを下げざるをえない、
と心配されています。
一番大事なのは、お子さん本人が本当に行きたいのは、A高かB高かということではないでしょうか。
「ここに行きたい」という気持ちから、話を広げるべきであろうと思います。
単なるデータだけで将来を決めずに、ご本人の性格や個性もよく見極めていただきたいものです。
―では、本人がA高志望なら、B高は専願ではなく一般入試で。
子も親もぜひB高にと惚れ込むならば専願を選択するべきでしょう。
そうではなく、A高が第一志望なのに成績が今一歩ということであきらめて、専願でB高に入っても、
お子さんの中にふっきれないものが残るなら生き生きとした高校生活は望めません。
より安全に、という親御さんのお気持ちはわかりますが、それだけでは子どもは伸びません。
来春の入試までまだまだ時間はあります。取り越し苦労をするより、
いまはまず学力をさらに伸ばすことに専念される方が大切ではないでしょうか。
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