私立小学校受験の心がまえは
 幼稚園年長組の長女に、来春、私立小学校を受験させようと思います。 あと半年しかありませんが、塾などに通えば大丈夫でしょうか? また受験する理由の一つは、共働きのわが家では地域の子ども会の役員が重荷ということなのですが、 私立に進んで地域から孤立するのも心配です。

 
―私立中学の受験では塾に通って準備するのが普通ですが、小学校受験ではどうなのでしょう。

 中学受験と違い、塾に行かずに合格することは不可能ではありません。 ただ、小学校の入試では集団への適合性が重視されますので家庭だけではどうしても限界がありますし、 市販の問題集を使って親御さんが指導されるにしても、 志望校の特性をふまえた上でないとお子さんに過度の負担を与えかねません。 やはり塾で的確な指導を受けられた方がいいのではないでしょうか。


―小学校の入試に備えた塾ではどんな指導をするのですか?

 全教研の若菜会の場合、学力(知力)を伸ばすトレーニングとともに、 子どもたちが集団の中で能力を発揮できるような指導に特に力を入れています。 幼稚園や保育園も集団ですが、入試の観点から子どもを見ることはあまりありません。 やはり入試のパターンに慣れるのとそうでないのとでは、ずいぶん差があるようです。


―あと半年でも、塾に通う効果があるでしょうか。

 お子さんの性格によって個人差がありますが、 面接への対応や集団内でのトレーニングという点で大いに有効でしょう。


―地域での付き合いが重荷と私立進学を決めたら、今度は地域で孤立しないかが心配とか。

 子ども会の役員が面倒だからというのではなく、 お子さん本人の教育環境としてどうなのかを優先されるべきでしょうね。 いずれにせよ地域との関わりは避けて通れないはずです。 私立に行きながら機会を見つけて積極的に地域の行事に参加する子も多いですよ。 ご両親が働いている家も珍しくありません。 むしろ、共働きのご家庭に負担がかかるような子ども会の在り方こそ、 今後見直されるべきであろうと思います。